世界遺産に登録される直前に富士山に登頂した池辺です!以前より、かるーく告知しておりましたが、先日無事にTV放送された「あの人」の撮影メイキングをアップしちゃいます!そのTV放送とは7/19(金)放送の…日本テレビ『未来シアター』 です!
この日、特集されたのは、日本でただ一人のスキーベースジャンパー
佐々木大輔というイカレタスキーヤーでした。
■佐々木大輔公式HP「命崖」…http://gake.laff.jp
今回、僕は彼の依頼で富士山山頂のお鉢(火口)への決死のスキーベースジャンプの撮影で、一緒に富士山頂へ登ることになったのです。・・・・・・えっ!?オレも富士山山頂まで登るの??・・・・・・・
そのとき、山頂から5合目まで滑りきってクタクタになって感動して涙して、そんでそんで心に誓ったことがありました。
一生に一度登れば十分でしょ、富士山って。って思ってたのに。。。まぁ、前置きが長くなりましたが、それでも大事な仲間が歴史的なチャレンジに挑むっていうんだからやらないわけにはいかなかったのだ!そんなこんなで、当日を迎えたわけです。■AM3:30 全員集合
佐々木大輔、イケベ、ガイドさん、日テレ側のカメラクルーさん、ディレクターさんが集合しました。
みーんな登山のベテランばかりの中、僕だけ富士登山ビギナーが混ざるという不安だらけのスタート。
案の定、スタート15分後にはかなーり遅れを取り始めました。
事件は起きました。。。
それは、まさかのブーツソールが剥がれるという前代未聞のハプニングなのです!
だってさー、この後ブーツのソールがパカパカしながらしゃべり出したらイヤじゃーん。。。ではなくて、間違い無く下山までもたないと思ったからです。しかし…僕はダクトテープでぐるぐる巻きに補修してアイゼンをはめて登山を再開することを決めました!!なんて決断力!カッコイイオレ!!ちなみにこの時…3人いたプロの登山ガイドの皆さんは笑っているだけで一切手を貸してくれませんでした。何故なら彼らは誰一人として僕のガイドさんではなかったから・・・そーいうもんなのかと、登山の厳しさを知る瞬間でもありました。幸いにもこの8合目から雪渓が残っていたので岩肌ではなく雪の上を歩けたことが救いでもありました。。。しかし大輔くん…パラシュートなどが詰まった約20kgのバックパックを背負っての富士登山、いくら毎日体を鍛えているアスリートでも相当苦しそうなのは見ていてわかりました。
まぁ、そんなこんなでハプニングだらけの登山でしたが、どーにかこーにか無事に山頂にたどり着くことができたのでした!
実はここからが長いです。
僕は大輔くんが飛び降りる真正面の崖の上にカメラをスタンバイ。
ここから望遠レンズで彼の「命崖」を撮影します。
そりゃそーだ。とても危険な場所で撮影するんだから、当たり前ですよ!
ようやく飛び立ちの準備が出来たとの合図で、撮影チームは一気に緊張感が高まりました!そして富士山山頂スキーベースジャンプの全貌がこちらです!
この日は、5月の後半ということもあり、残雪の状況も非常に悪い中、
なんとかスキーベースジャンプに成功した大輔くん!
この後、富士山は世界遺産に認定されました(条件付きですが…)
つまり、もしかしたらこんな馬鹿げたことはもう二度と出来ないかもしれません。
だとしたら彼は歴史的な偉業を成功させた、ただ一人の人になるかもしれない。
歴史的な偉業を達成したTENGA が好きな偉人になるかもしれないのだ!!!
という興奮が冷めやらぬ中…関係者全員で記念写真!
この写真だけ見ると、まるで僕も一緒に飛んで成功したかのようなポジショニング!
こういうところは抜かりありません!
さてさて…
無事にジャンプも撮影も成功し、めでたしめでたしだったかというともちろん違います。
ここから地獄の下山ストーリーがあるのですが、それを書くともう止まらなくなっちゃいそうなので、自粛します。
ただ、登山中に爆破した僕のブーツは下山時にはこんなことになっていたことだけ報告します。。。
富士山スキーベースジャンプを大成功させた佐々木大輔くん!
この記念すべき挑戦の撮影スタッフに僕を選んでくれてありがとう。
僕は君の勇士を撮影させてもらったことをすごく誇りに思います。
君のスキーに対する熱い想いに心を打たれてこの日に至りましたが、
その情熱は確実に僕にも飛び火しました。
お互い業界は違いますが、これからも世に驚きと楽しさを与えられる様に
おもいっきり人生をエンジョイしていきましょう!
最後に・・・・。
やっぱTVに弊社の名前がクレジットされるってのは、
イェーイ!TGRより上にあるしーーーーwww
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