5/5 10日目
Zancudo 最後の朝。
ここから首都のSan Joseまではローカルバスで帰ることにした。近くの空港から飛行機で帰れば1時間で帰れるのだが別に急いで戻る必要もないし、それよりもせっかくこんな中米の南の果てまで来たのだから、ゆっくりと地球の広さを感じながらローカルバスでコスタリカの景色を楽しみながら7時間かけて帰ることに決めた。
ちなみに飛行機で帰ればサーフボード代も含めて$150。ところがバスなら$28ポッキリ!!圧倒的にお得なのだ!!
まずバスターミナルはここからプライベートドライバーを雇ってダートロードを1時間走り、往路で通ったパナマとの国境「Paso Canoas」までいく必要がある。さらにそこでイミグレーションを通って荷物チェックを受けてやっとバスに乗れるというのだ。
ローリーはバスターミナルとイミグレーションの地図、どこに並ぶのかなどをメモに書いて説明してくれた。
しかしはっきり言ってさっぱりわからなかったwww ま、行けばなんとかなるだろうと思ってた。
そしてついにお別れの時は来た。
いっぱいいっぱいありがとう!たくさんお礼を言いたかったのだが言葉はそれしか出てこなかった。
でもそれだけで十分伝わったと思う。だって27年の付き合いだもの。家族だものおれたち。
Paso Canoasまで乗せてってくれるのはJoseという若者。
よりによって英語が全く話せないというねwww でもすごくいい子だった!
約1時間とちょっと走って無事に到着。
Paso Canoas
イミグレーションに人が並んでいるので僕も並ぶ。そして全く英語が通じないというねw
スペイン語なんか全くわからないんだけど、パナマから来たのか?それともコスタリカか?みたいなのぐらいはわかった。
あとは何言ってるか全然わからなくて、そうなるともう開き直るよね人って。
ひたすら日本語でしゃべりまくったよw
通じるもんです。苦笑いしながらパスポートを返してくれましたwww
次に荷物のチェックを受けます。一応全部開けって言うから言う通りにしたんだけど・・・
ちっとも中身を見ねーじゃねーかwww
そして無事にバスに乗れました!!
バスは順調に走ります。途中で警察の乗客検問なんかもあるんだけど問題なく北上していきます。
11時くらいに最初のバスターミナルでランチタイムです。
ここも同じく往路で昼飯を買ったあそこでした!ここの料理も美味しかったのでやったーって感じ!
ランチ食ったらまた走り出します。
ちょっと面白かったのは、バスはおしっこしたくなったら運転手さんに言うとどこでも止まってくれます。
このにーちゃんはバスのステップを降りたすぐそこでおしっこしてましたwww
ドライブはさらに続きます。なんてったって6時間の行程ですから。
そして景色を楽しもうなんてウキウキして乗ってたんですが、実際はほっとんど代わり映えのない景色だったんですね。
はっきり言って途中で飽きました。。。
どうやら僕がサーフボードを積んだのを知ってたので、有名なサーフポイント「Jaco」に近づいてきたということを教えてくれてるようでした。そしてJacoのビーチが一望できる観光スポットが近づくとカメラの準備をしろと言います。
素直にカメラを準備していると、そのスポットのところで一瞬バスを止めてくれて写真を撮らせてくれるという大サービス!
ここからこの先のあらゆる観光スポットや良い景色のポイントに来るとわざわざ教えてくれるすごく気のいい運転手さんだったのです!
退屈だったドライブが一気に楽しくなりました!ありがとう運転手さん!
そして首都San Joseに近づいてくるとやはり大都市。渋滞するんですね。
終点のバスターミナルに近づくと運転手さんがまた話しかけてきました。
どうやらSan Joseから僕のホテルがあるアラフエラまでの移動にはタクシーが必要だろうと、自分の友達のタクシードライバーに電話して呼んでやろうかと言っています。どこまで優しいのでしょうかこの運転手さんは。
僕は初日に迎えに来てくれたLuisにまた送迎をお願いしていることを伝えました。
バスは無事に首都San Joseのバスターミナルに到着。運転手さんとがっちり握手してお礼を言って別れた。
Luisはすでに僕を待っていてくれました。
そしてSan Joseのダウンタウンに連れて行ってもらった。もういたって普通に観光しましたよw
むしろこの旅、初めて観光らしき観光をしたのではないでしょうか?
つい今朝までいたZancudoとはまるで別世界!
こっちでいう渋谷、新宿みたいにものすごいたくさんの人で溢れていて、ものすごく活気があって、美人な女の子がたっくさん歩いていました♡
はっきり言って大都会でした!こんな大都会にタイダイのTシャツにビーチサンダルで歩いてるやつなんて僕だけでしたw
かるく買い物なんかもしちゃって、でも人混み苦手なんですぐ退散w
そしてアラフエラのホテルまで送ってもらいました。
ここでドライバーのLuisともお別れです。この人はもうただのドライバーではなくて僕の大事な友人の一人です。
1日に2度もお別れがあるのはちょっと辛かった。。。
この夜、ホテルは満室ですごく賑わっていました。
最後の夜にはちょうどいい雰囲気です。そしてもちろん大好きになったビールImperialを飲みます。
ちなみにこのホテル、自家製ピザがものすごい評判です。
食べてみたらホントに上手くて大満足だった!!
この夜、この旅で深く考えたことをSNSに投稿してみた。
それはこれまで出会ったアクティブシニアの方々のライフスタイルを見て感じたことでした。
僕の目指す場所はまだ何にもわからない。もちろんコスタリカじゃないかもしれない。
でもこれからやるべきことはざっくりだけどわかった。
それだけでもこの旅を実行した価値はあったと思う。
コスタリカ共和国、最後の夜は静かに更けていきました。
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