今年の3月に、また非常に悲しくて苦しい幼児虐待死のいたましい事件がありました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180606-00010023-fnnprimev-soci
亡くなったお子さんは僕の息子と同い年です。
その5歳の子が一生懸命覚えたひらがなで書いた親への手紙を読んでみてください。
覚えたてのひらがなで書かれているのは、親に必死に許しを懇願する内容なんですよ。
僕は辛くて涙が止まりませんでした。
この事件に関して、リンクを貼った記事には児童相談所の対応や、警察や関連する他機関との関係性などに問題があると指摘されています。もちろんそれはものすごく大問題で早急に改善する必要はあると思います。
しかし僕は今回のような事件の根本的な問題は、
親になる覚悟(責任)ができていない若い子が子供を作ってしまうこと
だといつも思っています。
もっと掘り下げると義務教育の過程で「避妊」に対する教育が不十分だから若年層の避妊に対する重要性が乏しくて、エロビデオとかで覚えたまんま同じことをするから若年の妊娠が止められないのではないか。そう考えています。
なんとこの数字、世界で最もエイズ人口が多い南アフリカと同等だそうですよ。
日本がですよ!?
これだけ避妊に対する責任感や性感染症に対しての自衛意識が薄っすうすなんですよ。
意識の薄さだけはコンドーム並なんですってよ!
あと僕がものすごい懸念してることがあります。
それは、芸能人や有名人が「できちゃった婚」することを世の中が喜ばしいこととして報道するのにも問題があると思ってて、それを社会が肯定することで、無計画で妊娠させてしまうことへの無責任さを容認してしまっているのではないかと。
結局のところ避妊しないでセックスしたんだろお前ら?
っていつも思う。
(必ずしもできちゃった婚の全てが悪いわけではないとも思うけど、無計画に妊娠ささせてしまったという無責任な行為を喜ばしいこととして肯定してはいけないのではないかと思う)
憧れのアイドルや有名人がそういう形で子を授かり、結婚をする。というのを世間は喜ばしいこととして報道することで、それらのファンである若い世代の子たちも「できちゃった結婚もいいよねー」という価値観になり、避妊への意識が希薄になってしまう。
そんな風に影響があるのではないかと思うんです。
今回、実の娘を虐待死させた容疑者である母親はまだたったの25歳。
つまり妊娠したのは19歳で出産は20歳だっただろうと思う。
19歳なんてたいした恋愛経験も無ければ、当然、社会経験も超未熟。というかこの母親もまだ子供。
早熟すぎるといえばやはり早すぎると思う。
そして、最初からシングルマザーを選んだのかな?だとしたらすごく大変な思いをしてきたのだろうし孤独で寂しくて辛くて苦しかったのかもしれないね。
そういう女性の多くは寄り添ってくれる男性に物凄く依存しやすいと思う。
だから今回の虐待の主犯は再婚相手の夫で、この母親は夫から嫌われてしまうことを恐れ、自分の娘が虐待されているにも関わらず、
見て見ぬ振りをしました。
と、供述しているらしい。
これも昔から連れ子で再婚した女性に多くある兆候。やはり若年で子供を作ってしまうと働く先が限られてしまい低所得になってしまうことは否めない。そうなると相手の男性の収入に期待し依存しやすくなる。それもこれも本当は子供の将来のためだったりする。
そんな負の連鎖が大事なことを見失ったり目を背けてしまったり、またはこの母親のように「見て見ぬ振りをしてしまう」のではないかと考えます。
なんにせよ、こういった自分だけではどうすることもできない小さな幼児がこんな苦しめられて亡くなってしまうなんていう最悪で残酷な事件、事故だけは根絶したいと心から思うんです。
だって子供はどんな子だって天使だよ。そして未来だよ。
最後に、何が言いたかったかっていうと、こういった子供が子供を作ってしまうということを未然に防ぐためにも、
もっともっと踏み込んだ性教育を導入するべきなんじゃないかっていうことです。
あと、だから教育機関がもっとしっかりやれよ!とか他力本願な親にも責任はあると思ってて。
だから僕はその時期が来たら、僕自身が自分の子にしっかりと性教育をしようと考えてます。
なぜなら、僕の母が僕にそうしてくれたからです。
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