前回はフェリートリップの「お得」な情報について紹介しました。
今回は長い船旅の「楽しみ方」について、僕なりの過ごし方を紹介します。
フェリーでの楽しみ方 “大浴場”
フェリーには大浴場があります。
それも銭湯と同じくらいの広さはあるし、サウナ完備だし、シャワーの湯量も豊富なので長髪の僕も快適にシャンプーできちゃいます!
フェリーの風呂の一番の醍醐味は…
朝風呂だ!!
それも日の出直前に入って湯船に浸かりながら水平線から登る朝陽を見ることができたら最高にラッキーだ!
360度水平線に囲まれた大海原。これはもうフェリーでしか味わえない!
そしてその風呂で僕がいつも遭遇する方達がおります。
とくに年末年始のフェリーに乗ると遭遇することが多いのですが、それは…
背中にボディーアートが描かれているお方たちです。
まず、それを聞いただけで”怖い”とか思わないでくださいね。たまたまボディーアートが描いてあるだけで僕らと同じ一般乗客であることには変わりません。
それよりも、そのお方たちは団体で乗船されていることが多いので、お風呂の洗い場ではそのピクチャーの展覧会のようでとてもアーティスティックなお風呂になりますw
昨今、温泉や公共浴場ではピクチャーのお方は入場できない場所が増えてきて、こんなに大勢のボディーアートを見れるのはレアになりつつあるので、ぼくとしてはすごい貴重だとさえ思ってますw
まあ、賛否両論あるとは思いますが
それも含めて楽しんだもん勝ちってことでw
さてもう一つフェリーでの楽しみ方
陸側から海を眺める事は多くあると思いますが、フェリーに乗ると反対に海側から大陸を眺められます。
とくに三陸のリアス式海岸なんか海側から見てもその自然が作り出した地形は神秘的で素晴らしいです。
そしてこんな建物も見る事ができます。
福島第一原発
こいつのせいで日本は致命的な汚点を作りました。
僕の大好きな南相馬の海でサーフィンができなくなりました一生。一生どころか未来永劫南相馬の海に入れる事はないかもしれません。
ちょっと感傷的になりましたが、この建物をまた肉眼で見る事ができるとは思わなかったので驚きました。
※これは苫小牧〜大洗の便で見る事ができます。
そして最後にフェリートリップの一番の魅力を紹介します。それは・・・
子供達に北海道はすっごい遠いところだと感じてもらえること。
今時、飛行機に乗ってしまえば国内のあらゆる場所へ1時間くらいで運んでくれます。
新千歳空港なんか羽田から1時間で到着です。
でもね、実際には754kmもあるんです。すっごく遠いのです。
そこでフェリーを使って、船に1泊してまで時間をかけて着いた北海道、その地に降り立った瞬間の関東とは比較にならない凍てつくような冷たい空気、真っ白な雪景色。
北の大地に到着したんだ!
という感動を「時間」という感覚で味わってもらえるのではないかと思います。
これを一番伝えたかったんです!
以上、フェリーの楽しみ方をご紹介しました・・・・
って、お風呂意外楽しみ方の紹介だったのだろうか???まぁいいかw
少しは情報としてお役に立てたかな?
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